リフォース工法 国土交通省新技術情報提供システム NETIS
:CG-130023-A (掲載期間終了)

リフォース工法選定にあたって【Heads up!!】

本工法は、落石対策便覧(平成29年12月)P159-160に記載されている
「5-5-5実験による性能検証」ではなく、自社独自の性能検証法※を採用しています。
検討にあたっては、その旨を御了承願います。

※実規模実験結果を反映させた動的応答解析による性能照査法

リフォースの構造

既設を有効活用し補強する構造

  • ①補強ワイヤロープ(縦横)

    ①補強ワイヤロープ(縦横)

    補強ワイヤロープには制御金具を取り付け、各交点はクロスクリップで連結します。補強縦ワイヤロープを介し、既設落石防護網と結合コイルで連結します。

  • ②金網

    ②金網

    新開発の硬厚金網は、高強度の線材を使用することで線径を細くし、部材の軽量化に成功しました。

  • ③アンカー・制御金具

    ③ワイヤロープ

    アンカーは安定した地盤に再設置します。
    ※既設アンカーが岩で定着が確認できれば再利用可能です。

    制御金具はアンカーとワイヤーロープの接続点に取付けることで、落石衝突時に部材に作用する荷重を一定値以下に制御します。

  • ④施工性

    ④施工性

    既設の支柱と金網は再利用します。硬厚金網は軽量ですので、施工は迅速に行え、経済的です。

リフォース工法 施工手順

主な仮設備

現場内運搬にはトラッククレーンや簡易ケーブルクレーン等が主体となります。現場条件によっては、モノレールによる運搬方法も検討します。

標準的な施工手順フローチャート

施工範囲の測量

設計図書、既設落石防護網の形状に基づいて測量を行う。
既設落石防護網については、各部位の損傷・劣化等を確認する。

ロックアンカー組立

削岩機(人力又は機械)を用い、地盤状況に応じて自穿孔(SDタイプ)他穿孔(PBタイプ)を使用します。グラウト注入~養生期間を置いて確認試験を行います。
※既設アンカーを再利用する場合は、確認試験にて所定の耐力が得られることを確認する。

支柱吊ワイヤロープ・制御金具組立 ※ポケット式のみ

新たに支柱吊ワイヤロープを既設支柱(ターンバックル)に取付け、支柱控えアンカー側は制御金具を介して接続する。

硬厚金網組立

既設金網上に硬厚金網を設置する。

補強ワイヤロープ・制御金具組立

補強ワイヤロープを縦・横に設置し連結する。
補強ワイヤロープの交点は、エックスクリップを取付け、ロックアンカーへは制御金具を介して接続する。

施工性および維持管理性

・施工に必要な仮設備は一般的な落石防護網工と同程度であり、トラックレーン簡易ケーブルクレーンまたはモノレールによる資材運搬と、ロープ足場による人力作業が主たる施工手段となり、同等性能をもつ他の落石防護工に比べて大幅な施工日数および経費の削減を実現しています。

・アンカー及びワイヤロープは緩衝金具によって部材に掛かる張力が制限されるため、破損が極めて起こりにくくなっています。また、落石は道路下端へ誘導されるため、日常の施設パトロールで点検が可能です。